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ジョー・ダンテといえば「ピラニア」の監督。彼は80年代は結構元気あった監督で作品はいかにも50年代のSFを見て育った世代という臭いがプンプンしていた。「ハウリング」はダンテの作品にしてはシリアスっぽいが、ノリじたいは楽しい。公開当時は怖さをウリにした雰囲気で宣伝されていたがあまり怖い系ホラーという感じもしない。 狼男の特殊メイクはリック・ベイカーの助手だったロブ・ボーティンが担当。リック・ベイカーの「狼男アメリカン」と同時期に「ハウリング」は製作されて当時何かと雑誌などで二作品の狼男のメイクが紹介されていた。特殊メイクの予算はこちらの作品のほうがはるかに低いはず。 ある書籍にかいてあったが作品中狼男の人形アニメが入る予定だったのに毛色が違うとの事でラストの数秒以外はカットされてしまったとの事、とても悔やまれる。(2003.10.26) |
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