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この映画、昔「女の60分」という番組で紹介されたのを見て、小学生の頃見たくて見たくてしょうがなかった。子供の私にはリアルなモンスターがかなり衝撃的だった。映画のパンフレットを親戚のおじさんから借りてきて毎日のように見ていた記憶がある。 レンタルビデオ店でみつけてやっと見ることが出来たのは20年ちかくたってからではないだろうか。 しかしそのときの感想は期待とは裏腹に散々なモノだった。のっけからあまりにも幼稚な演出に唖然、、子供の頃に見たモンスターたちもかなりへぼへぼ・・・・。あまりに期待しすぎていたせいもあるのだが。 近い時期に公開された「フラッシュ・ゴードン」を上回るなんていう批評を聞くし、多くの名のあるSFXマンたちが参加しているということでマニアに一目おかれている作品だが、かなりクズにちかい映画。それでもイマジネーション的にはみるべきところはあるといっていいだろう。 肝心の特撮シーンは全体的にまあまあなのだけど本来最大の見せ場になるべきラストの魔神ペガサスの動きがかなりイマイチ。 もともとポルノ映画ということで日本ではかなりカットされて一般映画として公開されたが下ネタとよべるほどの高度なネタでは無く、とにかくなにも考えずひたすらに下半身をさらしまくる。一瞬「この映画、猿が監督したんじゃ・・・」と、画面外に猿がメガホン握ってディレクターチェアーに座っている姿さえ想像させるほど。 これだけいろいろとけなしてはいるものの、私が中古品ビデオ買ってしまったということはかなりSF汁がでていることは確かだろう。
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