恐竜の惑星

特撮:ジム・ダンフォース

恐竜度
★★★★

SF度
★★

みごたえ
★★★

「恐竜の惑星」。なんという心が踊るタイトルだ・・・・・発売当時は未見で最近になってやっと見た。20年まえなら「わ〜い、恐竜だ〜!!」と間違いなく喜んでいたわたしだが、今現在の私を満足させてくれるような映画ではなかった。スタッフのほとんどがSFマンということでもちろんシナリオは二の次の出来。

冒頭の宇宙船のシーンはまるっきり20年前のアマチュア8ミリ映画のレベル。恐竜のシーンもけして出来は悪くないのだが全体的にいまひとつくるものがない。

ただ一ヶ所、「お!!」っと驚いたシーンがあった。チラノサウルス対ステゴサウルスのシーンでステゴザウルスの登場シーン。あまりの動きの精密さに驚いたのだが、まるでCG並にスムーズな動きだ。しかしその驚きもつかの間、チラノサウルスがステゴサウルスを襲うシーンは、ただ両者向かい合ってほとんどしっぽ降ってるだけでしばらくしたらチラノサウルスがステゴサウルスのあたまをガブリ。

おそらくジム・ダンフォースがアニメートしているのだろうが、彼の技術力はハリーハウゼンを上回るともいわれている。しかしダンフォースの作品はどれもイマジネーション的にいまひとつよわく、なによりも動きそのものに面白みがまるでない。しかし動きの精密さはそうとうなもので「タイタンの闘い」ではハリーハウゼンがペガサスのアニメーション依頼したくらいだ。その際、モデルの芝居には細かく注文はつけたようだが・・・・・

おまけ的な楽しみで「原始怪獣現わる」のリドサウルスがヤラレ恐竜として登場している。サイズがすごく小さくておどろいた。このシーンはなんとハリーハウゼンがアニメートしているのだが、さすがに動きのユニークさは他の恐竜登場シーンの中では抜き出ている。(2004.12.14)

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